トラリピ 資産形成

【トラリピ】2022年11月版 運用設定

2022年11月27日

ぼんぼん
ぼんぼん

こんにちは、ぼんぼんです!

マネースクエアのトラリピ口座で実際に運用中の設定を紹介しています♪

現在トラリピ口座で約490万円の資金を運用中ですが、預託証拠金が増減した場合は都度運用資金に合ったトラリピ設定へ見直しています。直近では円安・ドル安が少し落ち着きを見せ、預託証拠金が増えてきた2022年11月23日に再設定しました。

こちらの記事は2022年11月時点での設定紹介となっており、現在の最新設定は下記記事で紹介しています!

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トラリピ最新設定紹介 (2022/11/23更新)

通貨ペア売買レンジ通貨数トラップ幅(本数)利益幅
USD/JPY売り 円安対応により運用停止中
買い 円安対応により運用停止中
EUR/JPY売り150.00 ~ 120.40円10000.4円 (75本)0.9円
買い120.00 ~ 90.40円10000.4円 (75本)0.9円
EUR/GBP売り0.924 ~ 0.948 ポンド10000.004ポンド(7本)0.007ポンド
売り0.810 ~ 0.920 ポンド10000.002ポンド(56本)0.007ポンド
売り0.804 ~ 0.808 ポンド10000.004ポンド(2本)0.007ポンド
買い0.654 ~ 0.798 ポンド10000.004ポンド(37本)0.007ポンド
AUD/JPY売り 円安対応により運用停止中
買い 円安対応により運用停止中
AUD/NZD
(ワイド戦略)
売り1.152 ~ 1.300 ドル10000.002ドル(75本)0.006ドル
買い1.122 ~ 1.150 ドル10000.002ドル(15本)0.006ドル
買い1.030 ~ 1.120 ドル10000.001ドル(91本)0.006ドル
買い1.002 ~ 1.028 ドル10000.002ドル(14本)0.006ドル
AUD/NZD
(ダイヤモンド戦略)
売り1.071 ~ 1.100 ドル30000.001ドル(30本)0.006ドル
買い1.041 ~ 1.070 ドル30000.001ドル(30本)0.006ドル
買い1.010 ~ 1.040 ドル10000.005ドル(7本)0.006ドル
NZD/JPY売り94.80 ~ 70.40円10000.04ドル(62本)0.7円
買い レンジアウトのため運用停止
NZD/USD売り0.764 ~ 0.900 ドル10000.004ドル(35本)0.006ドル
売り0.702 ~ 0.760 ドル10000.002ドル(30本)0.006ドル
買い0.590 ~ 0.700 ドル10000.002ドル(56本)0.006ドル
買い0.504 ~ 0.588 ドル10000.004ドル(22本)0.006ドル
CAD/JPY売り 円安対応により運用停止中
買い 円安対応により運用停止中
USD/CAD売り1.340 ~ 1.448 ドル10000.004ドル(28本)0.008ドル
売り1.224 ~ 1.338 ドル10000.002ドル(58本)0.008ドル
売り1.204 ~ 1.220 ドル10000.004ドル(5本)0.008ドル
買い0.958 ~ 1.198 ドル10000.004ドル(61本)0.008ドル

必要資金:540万円

運用に必要な資金は2007/1/1 ~ 2022/11/18の期間のバックテストにより見積もっています。

AUD/NZD(ダイヤモンド戦略)

必要資金=約100万円
レートが1.15以上、または0.98以下で損切する戦略のため同一口座運用でも必要資金は単独で管理が必要です。

6ペア同時運用 (EUR/JPY, EUR/GBP, AUD/NZD, NZD/JPY, NZD/USD, USD/CAD)

必要資金=約440万円
リーマンショック、コロナショック含め、6ペア同時運用時に必要だった資金の最大値です。

よって2つの戦略合計で、約540万円の運用資金が必要です。バックテストではスワップによる影響を考慮していないため、10%程度多めに資金を用意しておくと安心です。

バックテスト結果 (6ペア同時運用)

必要資金を計算したバックテストの条件と結果を参考までに記載しておきます。

バックテスト条件
・期間:2007/1/1 ~ 2022/11/18
・スワップによる影響は考慮しない(自作ツールがスワップを考慮できないため)
・ヒストリカルデータはデューカスコピー・ジャパンから取得した1分足データから生成した1時間足を使用

テスト結果

発注回数=29,905回
決済回数=29,610回

通貨ペア必要最大資金実現利益最大含み損
6ペア同時4,401,67420,298,939-2,939,208
AUD/NZD1,307,3833,775,600-807,143
EUR/GBP1,177,7132,803,385-903,853
NZD/USD1,155,8403,154,427-966,287
EUR/JPY1,423,0564,550,900-1,033,184
NDZ/JPY981,8322,909,900-838,488
USD/CAD1,543,4563,105,535-1,226,939

上記表は一番上の6ペア同時の行が、6通貨ペアを同時運用した際の必要最大資金と最大含み損を示しています。各通貨ペアの行はそれぞれ単独で運用した場合に必要な資金を示しています。

この5通貨ぺアの場合、USD/CADが抱える含み損が一番多く、必要資金も一番多いことが分かります。

必要証拠金の推移グラフから分かる通り、必要資金が過去最大となったのは2022年10月21日、ドル円が150円を超えた日でした。これまでクロス円通貨を多く運用していた際はリーマンショック時が必要資金最大になるタイミングでしたが、クロス円を外すとそのタイミングがずれ、2022年の円安ドル高はコロナショックを超える資金を必要とする金融ショックであったことがシミュレーションからもよく分かります。

なお、コロナショック等のピーク時を除けば、大半のきかんは250万円前後の資金でも運用できていたのも注目ポイントですね。

バックテスト結果 (6ペア同時運用+AUD/NZDダイヤモンド戦略)

AUD/NZDダイヤモンド戦略は本来は単独で運用し、必要資金も単独で見積もるべきですが、参考までにダイヤモンド戦略の設定込みで同じ条件でバックテストを実施してみます。

バックテスト条件
・期間:2007/1/1 ~ 2022/11/18
・スワップによる影響は考慮しない(自作ツールがスワップを考慮できないため)
・ヒストリカルデータはデューカスコピー・ジャパンから取得した1分足データから生成した1時間足を使用

テスト結果

発注回数=33,127回
決済回数=32,813回

通貨ペア必要最大資金実現利益最大含み損
6ペア同時4,908,88024,809,611-3,108,121
AUD/NZD2,254,6258,286,272-1,845,327
EUR/GBP1,177,7132,803,385-903,853
NZD/USD1,155,8403,154,427-966,287
EUR/JPY1,423,0564,550,400-1,033,184
NZD/JPY981,8322,909,900-838,488
USD/CAD1,543,4563,105,226-1,226,939

この場合、AUD/NZDが抱える含み損が一番多く、必要資金も一番多くなることが分かります。また本来必要な運用資金540万円よりも、50万円ほど少ない金額でも過去実績では運用できたという結果となりました。

こちらも必要資金が最大の491万円に達するのは2022/10/21となっており、コロナショックとリーマンショックを超えています。必要資金の2番目のピークがコロナショックです。

最低491万円口座にあれば、とりあえずドル円が150円を超えた2022年10月と同じ規模でも乗り越えられる・・はず、という結果です。2022/11/23現在ではトラリピ口座に490万の資金しかありませんが、このシミュレーション結果からリスクをとって運用設定を変更しました。

まとめ

マネースクエアのトラリピ口座で現在運用中の設定とそのバックテスト結果を紹介しました。

2022/11/23の設定見直し時には、NZD/JPYのトラリピ再開を行いました。AUD/JPY、USD/JPYは引き続き運用停止状態のバックテストを実施して必要資金の算出を行っています。

今後も定期的に見直しを実施する予定で、次回は資金を大きく追加予定の2023年2月を予定しています。

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