こんにちは!
最近は本業そっちのけで投資のことばかり考えているぼんぼんです。
私のポートフォリオは現在マネースクエアのトラリピをメインにしていますが、このたび資産の分散運用の一環でマネーパートナーズで代用有価証券を使ったFX自動売買を2022年4月より始めることにしました!
この記事ではぼんぼんがなぜマネーパートナーズを使うのか、どのような戦略で運用するのか説明しています。
新戦略を始める背景&きっかけ
2022年4月より投資に回せる資金が月4~8万円ほど増える見込みで、これをどのように割り振るべきか1カ月ほど悩んでいました。
ぼんぼんの2022/2月時点のポートフォリオは下記の記事にありますが、現在月5万円の不労所得を生みだしている攻める資産は100%トラリピで構成されています。
追加資金をすべてトラリピに投入すべきか、別に分散投資を行うかで悩み中・・
出した結論は、「余裕資金で投資信託を購入し、投資信託を担保に現金なしでFX自動売買を行う!」でした。
理由は下記の通りです。
- ポートフォリオの増える資産のマイニング収益がこの先期待できないので、積立金額を増やす必要あり
- トラリピに全資産を集中させるのはリスクが高い
- ぼんぼんのポートフォリオでは確定拠出年金として投資信託は購入しているが、S&P500とか全世界株式等に連動している商品がない
- 他社のFX自動売買も使ってみたい
- 投資信託とか株式ってFX資金の担保にならないの? ⇒マネパなら担保にできる!
一番の理由は、ポートフォリオの目標の一つである攻める資産に毎月10万円入金が未達になる可能性があることです。開始当初は入金額のうち3万円を占めていたマイニングが今や2万を切り、年末には1万円を切るのではないかと予想しています。
増やす資産の入金減額分をいずれ補填しなければいけないタイミングが今後必ず来ます。
ではどうするか?
はじめは単純に普通に積み立てNISAとかで投資信託を追加購入しようと考えたのですが、積み立てNISAはどうしても資金が増えるペースがゆっくりな点が気になるところ・・・。
リスクをとってでも、資金を増やすペースを上げられないか?
そこで知ったのが購入した投資信託を担保(代用有価証券)にFXを行うというもの。この方法であれば、基本一度購入した後は基本放置の投資信託がFX資金として有効活用でき、FXで利益を得ることが可能になるよね、という論理です♪
代用有価証券とは何か?
出典:マネーパートナーズ | 代用有価証券サービス
上記はマネーパートナーズの説明抜粋ですが、代用有価証券サービスを使うと購入した株式の一部(評価額の70%)をFX取引の資金として利用できるというものです。
ポイントは、現金はなくても寝かせている株式ならあるよという場合に使うと、FX資金にでき、株主優待や配当はこれまで通り受け取ることができるという優れたサービスです!
これまでは株式を購入すると、その分資金が拘束されてしまいますが代用有価証券サービスを使うと、拘束資金の一部をFXで利用できるため資金効率を上げることが可能です。
色々と細かい条件もあるため、詳細は下記のマネーパートナーズのサービス詳細をご確認ください。
出典:マネーパートナーズ | 代用有価証券サービス
投資信託(ETF)を担保にFXするならマネーパートナーズで決まり!
代用有価証券サービスは、他社では「株式担保サービス」や「貸株サービス」といった名称で呼ばれていることが多く、SBI証券や楽天証券をはじめ大手証券会社で同様のサービスが行われています。
ですが、私は代用有価証券サービスを使ってFX自動売買を行うならマネーパートナーズ一択と考えています!
理由は、以下の2つです
- 投資信託をFX資金の担保にできるのはマネーパートナーズとauカブコム証券のみ
- 代用有価証券と同様のサービスを持つ証券会社でFXの自動売買サービスがあるのはマネーパートナーズのみ
もし、あなたが株式のみを担保に手動でFXをやってみたいのであれば選択肢は多数あります。
しかし、株式と投資信託を担保にFXの自動売買を行いたいのであれば、マネーパートナーズ以外の選択肢は現時点でありません。
代用有価証券サービスを使うリスク
代用有価証券サービスを使うことは追加のリスクを負うことを意味しています。具体的には下記です。
- 担保にしている株式や投資信託の値下がりにより、FX資金の不足が不足する可能性がある
例えば、時価100万円の株式を担保にすると最大で評価額の70%=70万円をFX資金にできます。
この70万円の資金をすべて使い、FXでロスカットを防ぐための必要資金70万円の設定で運用していたと仮定します。
ある日、株価が30%暴落し株式の時価が70万円に減った場合、FXの資金として利用できる金額も70万円から49万円に減ってしまいます。
この場合、FXの必要資金70万円が確保できなくなるためFXでロスカットが発生する可能性が出てきます。
しかし、この点は事前に株式や投資信託の値下がりを想定したうえで運用しておけばある程度は回避可能です。例えば、株式や投資信託は短期間に最大30%下落する可能性があるので、最大で評価額の70%をFX資金にできるけれども、FXで使うのは評価額の50%に限定して運用することでリスクを低減できます。
マネパで代用FXをするときの注意点
マネーパートナーズで代用有価証券サービスを利用する前に理解すべき最重要な点があります。それがこちらです。
- 代用有価証券サービスを使えるのはパートナーズFXのみ、パートナーズFX nano`では使えない!
マネーパートナーズでFXを行う場合、パートナーズFXかパートナーズFX nanoのどちらかを使うことになります。違いは色々ありますが、最大の違いは注文単位ですね。パートナーズFXは10,000通貨単位、パートナーズFX nanoは1,000通貨単位での取引となります。
トラリピ(マネーフォワード)は1,000通貨単位で取引可能なので、もしトラリピと同じ自動売買設定をマネーパートナーズで再現しようとした場合、必要資金が10倍となってしまいます。。
つまり、資金が少ない間はFX自動売買で使える戦略が限定的になる点が最大の弱点です。
ぼんぼんの基本戦略
マネパで代用FXをするときの注意点で述べた通り、1万通貨単位でしか取引できないため必要資金が可能な限り少ない戦略を選ぶ必要があります。
ぼんぼんが現在トラリピで使っている通貨ペアで1本注文を入れるのに必要な資金を計算すると、ざっくりCAD/JPYが20万円、AUD/NZDが10万円です。他通貨ペアで計算してもAUD/NZDペアの必要資金は群を抜いて少ないです。よって最初はAUD/NZDで運用する以外の選択肢がありません。
トラリピではAUD/NZDの必要資金は最低33万円となっていますが、同じ設定をマネパで再現すると必要資金は330万となりますが、残念ながら330万の資金をすぐに用意することができません(笑)
そこでハードルを下げる意味でも、開始当初は現金25万円+株式5万円の合計約30万円資金で注文本数を限定して運用を開始し、毎月定期的に投資信託を購入しながら徐々に注文を拡張し、最終的には330万円の基本設定に到達させることを第一目標にすることとします。
[基本戦略]
- 運用開始資金は現金25万円+株式5万円分(代用有価証券)の合計30万円
- 運用通貨ペアはAUD/NZD
- 想定ロスカットレート:買い0.98/売り1.15
- 開始直後は1.07を中心とするハーフ&ハーフ設定、注文本数は3本/3本
- 注文レンジを外れた場合は、戻ってくるまで待つ OR 資金が増えたら注文本数を都度追加する
- 1本の注文を入れるのに必要な金額は約10万円
- 毎月2万円+αの投資信託(ETF)を購入し運用資金を追加していく予定
[購入予定の投資信託(ETF)]
- MAXIS米国株式(S&P500)
- MAXIS全世界株式(オール・カントリー)
- 上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)
[目標]
- 現金は25万円から一度も追加することなく、自動売買の注文を拡張しながら運用資金330万円へ到達する
- 目標運用利回りはFX自動売買部分で10%
別戦略「ネオモバイル証券 × 高配当株投資」との連携
上記記事の通りネオモバイル証券を使った高配当株投資を別枠で開始しています。
ネオモバイル証券で購入中の株式が単元(100株)を超えたら、マネーパートナーズへ移管することで株式もFXの担保とすることも考えています。といっても、ネオモバイル証券で株数が単元を超えるまでには年単位で時間がかかると予想しているので、実際に二つの戦略が連携するのはもう少し先に話になりそうです。
まとめ
新戦略「マネパ × 代用FX」の基本戦略の紹介をさせてもらいました。
運用資金30万円の少額でスタートし、毎月定期的に投資信託(ETF)を購入しながら代用FX資金を増やしつつ、AUD/NZD自動売買の注文を徐々に拡張しながらフル設定(必要資金330万)をまずは目標とするというものです。
毎月発行の運用レポートで運用状況を報告していきます。必要資金が30万円からと少額で始められるため、興味がある方はぜひ始めてみてください。