GMOクリック証券CFDでTQQQの手動リピート売買を行っているぼんぼんです。
GMOクリック証券では任意証拠金を追加することでロスカットレートを下げることができますが、どこまで下げることができるのでしょうか?この記事では最小ロスカットレートを計算する方法を紹介しています。
この記事を読むと、ロスカットレートの計算式を理解することができます♪
ロスカットレートの計算式
GMOクリック証券CFDのロスカットレートの計算に必要なのは2つ!
- CFDの注文価格
- 対象CFDのロスカット幅
この2つが分かれば、以下の計算式で最小ロスカットレートを計算できます。
最小ロスカットレート = (注文価格 ÷ 5) - (ロスカット幅)
例) TQQQ=48ドルで買い注文、ロスカット幅=2.99ドルの場合
最小ロスカットレート=(48÷5) - 2,99 = 6.61ドル
注文レートとロスカット幅の確認方法
どちらもGMOクリック証券のウェブページで確認することができます
注文価格
注文価格は説明する必要もないと思いますが、対象銘柄の注文価格です。下記のTQQQ(NQ100ブル3倍ETF)の注文画面では48ドルで買い注文を入れています。この例では48ドルが注文価格となります。
ロスカット幅の確認方法
ロスカット幅はGMOクリック証券のインフォメーションから確認することができます。なおロスカット幅は定期的に更新されています。
ロスカット幅の確認手順です。
- GMOクリック証券にログインする
- 一番上のメニューからCFDを選択
- 2段目のメニューからインフォメーションを選択
- 基本情報からロスカット幅を確認したい銘柄が属するタブを選択する。TQQQはハイレバETFのタブにあります
- 表のロスカット幅から価格を読み取る。上記ではTQQQのロスカット幅は2.99ドルです。(2022/6/12時点)
ロスカット幅を自動から手動に変更する方法
例としてTQQQを48ドルで買い注文を入れてみます。
注文を入れた直後では、上記の通りロスカットレートは自動に設定されています。ではロスカットレートを手動で一番小さいレートに変更してみましょう。
①変更ボタンを押す
②ロスカットレートを指定に変更
③変更したいロスカットレートを入力し、確認ボタンを押す
ロスカット幅2.99ドルの場合、最初に説明した計算式に当てはめると最小ロスカットレートは6.61ドルと計算できるので、6.61を入力確認ボタンを押します。
④変更内容を確認し、変更確定ボタンを押す
ロスカットレートの変更ができました!
[検証] 本当に最小ロスカットレートの計算式は正しいのか?
最小ロスカットレート = (注文価格 ÷ 5) - (ロスカット幅)
上記の計算式は本当に正しいのでしょうか?検証してみます。
TQQQ=48ドル、ロスカット幅=2.99ドル時の買い注文の最小ロスカット幅は (48÷5) - 2.99 = 6.61ドルです。試しに6.61ドルよりも小さい6.60に変更してみるとどうなるでしょうか?
この通り、6.60を入力すると「注文中拘束証拠金が注文金額を超えています」と警告がでて変更することができません。
つまりレバレッジ1倍以下になっているので変更できないと言われています。
これで、最小ロスカットレートの計算式が正しいことが分かりましたね♪
余談:ロスカットレートが0ドルに変更できない対策
これまでの話で、GMOクリック証券ではロスカットレートの最小値は計算することができ、最小値以下には設定できないことを説明しました。
これはつまり、放置しておくと口座にいくらお金を入れておいてもレートが下がればロスカットレートは0ドルにはならないので、必ずロスカットしてしまうことを意味しています。例えばTQQQ=160ドルで購入した場合、最小ロスカットレートは29.01ドルです。TQQQが160ドルから29ドルまで暴落した場合、ロスカットしてしまいます。
TQQQは長期的には上昇傾向だから暴落しても値上がりを信じてホールドすることはできないということでしょうか?
いえ、ひと手間かければ対策は可能です。
対策は単純で、ロスカットレートに達する前に一度決済し、すぐに購入しなおせばよいです。買い直せばロスカットレートは再計算され、より小さいレートに変更できるようになります。実際には決済⇒再購入の場合スプレッド分損失が出ますが、1枚当たり数十円の損失で済むので大きな影響はないとぼんぼんは考えています。
まとめ
GMOクリック証券CFDの最小ロスカットレートの計算式の紹介と、ロスカットレートの変更方法を解説しました。GMOクリック証券のロスカットレートは分かりにくいため、参考になると幸いです。