こんにちは、トラリピの含み損拡大に苦しみ中のぼんぼんです笑
円安の進行、日々増えていく含み損、毎日積み上がるマイナススワップw
こんな状況の中、トラリピの含み損がついに360万円を超えた今、今後の運用ポートフォリオのあるべき姿を一度見直してみたいと思います。この記事はあくまで未来の自分に向けたメモ書きで、記録することにより自分の考え方を整理する目的で作成しています。完全に私個人のメモ帳ですw
万人に正しいポートフォリオなんて存在しないと思っているので、各個人が自分にとって理想の運用方法を試行錯誤し見つけてください。
現在のポートフォリオ
本日2023/6/30で、まだ6月末日の資産集計が終わっていないため先月(5月)のポートフォリオを参照してみます。
現在の資産を表にまとめると下記の構成です
資産構成 | 現在の含み益 | 現在の割合 | 将来の割合 |
現金、仮想通貨(すぐに現金に買えられるもの) | +20万円 | 5.3% | 5% |
低リスク資産(債券、インデックス) | +50万円 | 48.3% | 15% |
高リスク資産(FX、CFD、株式) | -360万円 | 46.4% | 80% |
ポートフォリオの「将来の割合」は最速で不労所得100万円/月の目標達成のために必要だと見積もっている割合でこれを目指してポートフォリをの割を日々変えています。現時点でこの将来の目標割合を変更する予定はありません。
高リスク資産8割なんてリスクを取りすぎだという意見はあると思うのですが、目標達成後に徐々に高リスク資産から低リスク資産へのリバランスを計画しています。
現在の含み益を見ていただくとわかる通り、高リスク資産で大きなマイナスが出ています。このマイナスはリスクをとっている分ある程度は仕方がないのですが、問題はその割合です。
高リスク資産の運用額は約800万円で、含み損が360万円。つまり含み損の割合が50%に迫っています。高リスク資産の大半を占めるトラリピに限定すれば含み損の割合はすでに50%を超えています。
仮に現在の運用方針に従って、高リスク資産を1億円(全体の80%)で運用していた場合の含み損は4,500万円になっていますね。もしFIRE済みで職無し、固定収入無しの状態だった場合を想像すると、果たしてどんなメンタル状態でいられるか。。少なくとも私は心穏やかでいられる自信は全くありません。
不労所得100万円/月までの道のりは進捗率15%くらいでまだ始まったばかり。方向転換するなら早い方が傷が少ないと思い、この記事を書きながら考えをまとめています。
どこの改善が必要か?
何事も対策を行う場合最も影響が大きなところに力を入れるべきですよね。
私の場合どこか?
現金はもともと運用益を得る部分ではないし、低リスク資産も基本インデックス投資なので日々積立するだけで運用バランス以外調整の余地がありません。
となると、明らかに含み損が−360万円と大きな高リスク資産の運用を改善するのが一番影響が大きいことが分かります。
高リスク資産の運用状況
まず高リスク資産で何を現在運用していて、成績はどうなっているか確認します。
運用中の戦略 | 運用金額 | 含み損 | 直近1年間の実質運用利回り |
トラリピ鈴(FX) | 670万円 | -360万円 | -16.4% |
めがねこFR(FX) | 35万円 | -2万円 | 14.2%(運用4ヶ月) |
手動TQQQ (CFD) | 16万円 | 0万円(運用停止中) | 18.7% |
代用FX (FX、実質裁量FX) | 30万円(現金は0) | 0万円 | 60% |
カモメのノックアウト (CFD) | 20万円 | 0万円 | 46% (運用1ヶ月) |
カモメのノックアウトだけはまだ運用1ヶ月目なので運用グラフがありません。運用成績順で並べると、下記となります。
※カッコ書きは運用期間中の最大含み損の割合です。
- カモメのノックアウト(0%)
- 代用FX(0%, 裁量FX期間に限る)
- めがねこFR (-8.7%)
- 手動TQQQ (-20.5%)
- トラリピ鈴 (-53.7%)
万能な戦略はありません。それぞれに良いところがあり、悪いところがあります。運用期間が長くなれば、調子の良い時もあれば悪い時もあります。数字だけ見るとトラリピ鈴の成績が飛び抜けて悪いですが、一番調子が悪い時にデータを引っ張ってきている影響もあります。
ここでは戦略の優劣をつける意図はなく、私が注目しているのは抱える瞬間的な含み損の大きさがそれぞれの戦略で大きく異なるという点です。
各戦略の含み損考察
では簡単に各戦略を抱える含み損という点に注目しながら過去の運用考察を簡単にしてみます。
カモメのノックアウト
運用1ヶ月で月利46%という驚異の成績を叩き出しています。年率換算だと550%というバグった値になりますが、この1ヶ月が特別調子が良かっただけとはいえ、夢がある戦略ですよね。私の最近の一押しです。
この戦略の最大の特徴は、ほとんど含み損を抱えないという点にあります。
毎日1回の定期エントリーですが、ポジションは当日か翌日には決済され、損益が確定します。数ヶ月にわたってポジションを持ち続けるということはまず起きません。
辞めたかったらいつでも運用止められる。今月今止めたら大きくプラスで終われるから、今月は取引辞めておこうかなという運用も簡単にできます。
運用1ヶ月してみての感想ですが、下記運用方針が私の中でしっくりきています
- まず元本回収を最優先
- 元本回収後は利益を他のアセットに移動して運用
代用FX(裁量FX)
実はこの代用FXが今回大きく見直す余地があるのかなと思った部分でした。
上のグラフを見てわかる通り、こちらは運用開始から67週経過していますが42週目あたりまでは代用有価証券を利用した自動売買(緑バー部分)を行っていました。しかし、自動売買がレンジアウトしてやることがなくなったため43週目以降はFX30万円分の有価証券を利用した裁量FXのみを結果として行っていました。
結果だけ見れば、43週目以降の半年間で元本30万に対して利益が13万円でした。ポジションの保有期間は1週間以下だったので含み損の持ち越しがほとんどなく、順調に利益が積み上がっている様子が分かります。
30万円を使って1万通貨、1lot取引を重ねて年率換算では驚異の87%となっています。1lotで気楽に遊んでいただけ・・という状況からの成績という可能性も懸念されます。
とはいえ、成績が非常に良いのも事実なので代用FXというか、裁量FXに割り振る資金配分を少し増やすべきかなと考えています。裁量FXは今後うまく使っていきたい。
めがねこFR
めがねこFRは元本30万円から始めて含み損が悪い時でも3万円くらいで抑えられている状況です。10週目以降は総合成績でもプラスを維持できています。また、もう1点スワップという点でも、毎日200円前後のスワップ益が発生しています。
自動売買ではなく手動だけど、注文入れる手間はほとんどありません。
スワップはトータルプラスだし、常時抱える含み損は10%以下とかなり少ない非常に優秀な戦略です。現状の30万円よりももっと大きく資金を割り振りたいところです。
手動TQQQ
手動TQQQですが、運用しているのは3倍レバレッジのNAS100です。NAS100はこの運用期間中に30%近い上昇をしています。その上昇率のわりには利益が少ないかなぁという印象です。後半に設定を変更したので、それで全期間運用していたら・・状況は少し違っていた可能性はあったと思います。
ただ、TQQQは昨年や今年の前半は含み損80%とか抱えていた方も多かったと思います。つまり私の運用期間中には発生しませんでしたが、トラリピ以上の含み損を抱える可能性は十分あるハイリスクな戦略です。
含み損という視点で戦略を見た場合、TQQQに大きな資金を割り振るのは危険かなと考えています。
トラリピ鈴
トラリピ鈴の運用状況です。直近一年で見るとトータルプラスに浮上したのが2度ほどありましたが、円安の影響もあり現在の含み損は-360万年、確定利益と合計したトータル損益で見ても-160万円と酷い状況です。
上のグラフだけ見るとダメじゃんって結論になりそうなのですが、毎月のキャッシュフローという観点で見たのが下のグラフです。
オレンジ色がトラリピによる毎週の利益ですが、ここ半年で見れば週平均で2万円以上安定した決済益を叩き出しています。未来永劫今の円安が続くなら話は別ですが、いずれ円高局面も来るでしょう。ロスカットせず、長期的な視点で見ることができる前提ならば一度自動売買の設定を行った後は放置するだけで、毎週一定額のキャッシュフローは期待できる優秀な戦略です。
ただし下記の点は注意が必要です。
- 長期にわたるバックテストを行った場合、平均して投入金額の約20%の含み損を抱えることが分かる→実際そうなっている
- 円安、〇〇ショックが起きると平均20%の含み損を大きく超える含み損を抱える(1ドル=145円の今、360万円の含み損を抱えている)
- 運用通貨ペアの半分がクロス円のため、マイナススワップの影響がきつい(私の場合、1日約3,000円のマイナススワップが発生中)
このまま入金を続けてロスカットを回避し、運用続けていけば遅かれ早かれ、いずれトータルプラスに浮上するのは間違いないと思っています。ただ戦略単独で見ると含み損が多くなるので資産が目減りしているようにみえ、実際マイナススワップの影響でジリジリと資産は目減りしている。
では運用にあたる問題点は何か?
- 含み損が50%を超えると明らかに資金効率が悪い
- 政策金利によってはマイナススワップの影響により資産が目減りする
- 過去20年くらいのワイドレンジにハーフ&ハーフでトラップをかけることにより、含み損が多い期間が長期化する
- ワイドレンジのトラップにより、一部通貨ペアであっても簡単に撤退決断ができないくらいの含み損を抱える
戦略そのものを根本から見直す価値はあると思うのですが、まずは含み損という観点でどうするか考えたいと思います。
少なくとも、現在の含み損50%という状況は正直良くありません。少なくとも現在の戦略のまま運用を続けるのであれば、資金配分は減らす必要があると考えています。
許容できる含み損、損切りできる金額って?
人により許容できる含み損や、損切りを即断できる金額って異なるのではないかなと思っています。今の私の資産評価額は約1,200万、このうちトラリピは320万円で含み損が360万円です。そして今の私には360万円の損切りはできません。
トラリピの含み損の割合は50%を超えているのですが、私が損切りできないのは含み損の割合の問題なのか、金額の問題なのかどちらでしょう?
例えば、今の資産総額が1200万円で、トラリピに割り振った資金が今の10%の67万円、含み損が36万円であった場合、損切りできるかどうか考えてみます。これはできますね。実際に起きていたら多分するでしょう。含み損の割合が問題ではなく、金額が問題なのでしょうか。
ではいくらまでなら損切りできそうか考えます?
50万円→できる
100万円→多分できそう
200万円→おそらくできない
150万円→微妙なライン
120万円→悩むけど、するかも
資産総額が人によって違うので、感覚は個人差あると思っています。考えるタイミングも影響するでしょう。
今の私の正直な判断ラインは上記でした。
損切りラインの感覚をもう少し深掘りしてみる
私が損切りできるかもと思ったのは100万から120万円の間くらいにラインがありそうということがわかりました。
もう少し深掘りしてみます。
以前から自動売買の成績の週次レポートを作成しているのですが、その中でトラリピの含み損割合について毎回書くようにしていました。その時に、含み損の割合が20%かそれ以下だと、まぁ普通かな(許容できるかな)と感じる。25%超えるとちょっと多いかなと感じる。50%の今はちょっとやばいのではと感じるという感覚だったなと思います。
投入資金が徐々に増えているので、含み損の割合から単純に金額を計算できないので、週ごとに集計しているエクセルを紐解きます。
最後に含み損の割合が20%であったのは、2023/1/13週で、証拠金は500万でした。当時の含み損は100万円。
含み損の割合が最後に25%であったのは、2023/4/7週で、証拠金は640万、当時の含み損は160万円でした。
となると含み損の割合から判断する自分自身の含み損許容可能ラインも100万から160万円の間あたりにあるということがわかり、ほぼ先程の100~120万というラインに一致するなぁという感じです。
ではなぜこのラインが自分の中でしっくり来るのか考えてみたいと思います。
損切りライン100万〜120万円感覚のなぜ?
なんで自分の中で引くラインがここにあるのか、じっくり考えてみました。
最初に頭に浮かんだのは、こんな思い
- そもそも損切りなんてできるならしたくない(分かる)
- 損失(失敗)を認めたくない
- 何事もプラスで終わりたい
最初の2つはまぁ普通の感覚ですよね。重要なのは最後の「プラスで終わりたい」という思いなのかなと感じました。
つまり、トータルで見たときに最後プラスで終わっていると自分を納得させることができるのであれば、自分はそれを許容できるのかなと。
例えば裁量取引していて、昨日10万円利益出たから今日1万円損失出ているけど、仕方がない損切りするかと私は比較的自然に損切りできます。一方で、順番が逆だったらどうでしょう・・。今月利益出ていないけど、今日1万円損失出してしまった。明日10万円儲かるかもしれないから損切りしよう・・という感覚には素直になれないのが私です。
私は年間目標利益を年の最初に設定しています。目標自体は特に複雑なものではなく、昨年末時点での資産総額の15%を運用利益の目標に設定しています。今年の場合、昨年末の資産総額が約1,000万円であったため入金しながら利回り10%で運用するとざっくりこのくらいかなと見積もって15%にしており、金額では150万円前後になります。
つまり、損切りしても年間トータルで見ればプラスだし、仕方がないよねって自分の中で言い訳できるから、今の私が許容できる損切り金額が100~120万あたりにあるのかなと気がつきました。
心地の良いポートフォリオとは?
これまでの考察結果から、自分にとって心地の良いポートフォリオとはどのようなものかまとめると下記になりますね
- スワップはプラスとマイナス両方を意識し、マイナススワップに偏らないように運用すべき(プラススワップ限定縛りは不要)
- 各戦略の合計含み損、もしくは一部通貨ペアの含み損が資産総額の15%以下になるように運用すべき
このように運用すると、以下のメリットが出てくるはず
- マイナススワップでメンタルと共に資産が削られるのを防げる
- 最悪のケース(戦略が破綻した場合)に容易に撤退できる
具体的にはどのようなポートフォリオを組むべきか?
ここでは戦略そのものの見直しはしない前提で考えみます。(戦略の見直しは別途実施します)
スワップ視点
まずスワップという観点で考えてみます。
私の場合、トラリピ鈴で1日3,000円のマイナススワップが発生しています。一方でめがねこFRでは1日200円のプラススワップです。ここから証拠金ベースの割合で計算すると、トラリピ鈴:めがねこFR=7:5以上の資金割り振りが必要です。割り振りが1:1だと完全にスワップがプラスになるはずです。
含み損視点
次に含み損ですが、実は想定する最大含み損の割合はめがねこFRもトラリピ鈴も大差がないです。理由は、運用資金総額はバックテストで見積もったギリギリの金額に設定しているためです。しかし、平均含み損率は大きな違いがあります。トラリピ鈴の平均含み損率は約22%ですが、めがねこFRは6.3%です。
平均含み損率で見れば、トラリピ鈴:めがねこFRは1:3でも問題なさそうです。
トラリピ鈴の運用通貨ペアは8個に対して、めがねこFRは3個。実際損切りをする状況になった場合、戦略そのものから撤退というよりは、一部の運用戦略が破綻した通貨ペアの損切りを行うケースになるのではないかと思います。たとえば、円安が進みすぎたEUR/JPYの損切りとか、大きくレンジアウトしたAUD/NZDとか、クラッシュが起きたUSD/CHFとか色々パターンはありそうです。
今の私のトラリピ鈴で言えば、含み損360万円のうち170万がEUR/JPYで割合で言えば48%、めがねこFRは運用期間が短くデータないのでトラリピ鈴と同程度と仮定します。つまり、戦略の一番都合の悪い瞬間を切り出すと瞬間的な含み損は50%に迫り、その含み損の半分は単一通貨ペアが占めると仮定します。
その場合、現在トラリピ鈴とめがねこFRの運用資産合計は約700万円。
これを平均含み損ベースで1:3の資金割に変更すると、トラリピ鈴=175万、めがねこFR=525万となります。
この場合、現在の含み損は両者合わせて87.5+30 = 117.5万円、スワップは-785 + 3,000 = 2,215円/日となっていたはず。
トラリピ鈴の含み損も全体で見れば大した金額ではないので、継続運用でもEUR/JPY損切り(44万円)でも自由にできる。
問題はめがねこFRに試練がきた場合で、この場合運用金額の半分=263万円の含み損を抱え、うち半分(132万円)がたとえばAUD/NZDで占められていた場合、120万円を超えているので損切り判断ができないかもしれない。つまり1:3の資産割り振りだとめがねこFRが多すぎるのではないかと思われます。
たとえば、トラリピ鈴:めがねこFR:別の何か=1:2.5:0.5の割合にすればどうだろうか。3つの戦略が同時2つ破綻することはない前提であれば、成立するような気がします。たとえば0.5の少額資金であれば、多少ハイリスクなものも運用できそうかも?
将来の資産割り振りでも成立するか検証
資産構成 | 現在の含み益 | 現在の割合 | 将来の割合 |
現金、仮想通貨(すぐに現金に買えられるもの) | +20万円 | 5.3% | 5% |
低リスク資産(債券、インデックス) | +50万円 | 48.3% | 15% |
高リスク資産(FX、CFD、株式) | -360万円 | 46.4% | 80% |
先程の検証結果は、資産の構成が現在の割合であった場合に成立しています。ではこれが、将来の割合に変わった場合でも成立するでしょうか?確認してみます。
資産総額は同じく1,200万、高リスク資産960万で計算します。
トラリピ(1)= 240万円、平均含み損52.8万円、最大含み損120万円、スワップ-1,075円
めがねこFR(2.5)= 600万円、平均含み損37.8万円、最大含み損300万円、スワップ+3,428円
その他(0.5)= 120万円
はい、成立していませんね(笑)
めがねこFRの最大含み損は300万となり、うち半分の150万が損切り候補になった場合、それが120万(10%)には収まっていないです。ただ15%には収まっているので、この辺りは許容範囲にしていきたいなと思います。
最後にこれからどうするのか?
繰り返しになりますが、現在の運用資産とその割り振りは下記表の通りです。ではこれからどうしていきましょうか?
運用中の戦略 | 運用金額 | 含み損 | 直近1年間の実質運用利回り |
トラリピ鈴(FX) | 670万円 | -360万円 | -16.4% |
めがねこFR(FX) | 35万円 | -2万円 | 14.2%(運用4ヶ月) |
手動TQQQ (CFD) | 16万円 | 0万円(運用停止中) | 18.7% |
代用FX (FX、実質裁量FX) | 30万円(現金は0) | 0万円 | 60% |
カモメのノックアウト (CFD) | 20万円 | 0万円 | 46% (運用1ヶ月) |
一つの理想はトラリピ鈴(1):めがねこFR(2.5):その他(0.5)の割合であることがこれまでの検証でわかりました。
その他の部分については最悪資産全損でもこれまでのロジックは成立するので、手動TQQQでも良いし、裁量FXでも良い、正直なんでも良さげではあります。
今後どうするのか、結論から言えばまだ判断できませんが答えになります。
理由はトラリピ鈴の戦略そのものの今後を考えていないので。今のまま運用を続けるのであれば、今回見つけた理想を目指してポートフォリオを変えていきます。ただ、今のまま運用続けていくのはちょっとどうかなぁという思いが強いです。少なくとも運用通貨ペアとレンジの見直しは必須かなと・・。これは別途のんびり考えたいと思います。
今のレンジの円安がいつまで継続するのか次第ではあるのですが、少なくとも維持率向上以外の目的でトラリピに積極的に資金を注ぎ込むのはしばらくは休止します。トラリピ鈴をどうするのか次第ですが、どのような結論であれめがねこFRの割合を増やすこと自体は決定事項なので、特に来年は資金をめがねこFRに全振りします。
あと、裁量取引は積極的に活用していきたいです。特にトラリピ口座で裁量も再開しようかなと。裁量取引の利益で不要ポジションの整理を少しずつ始める予定です。
まとめ
本記事では自分の中でスッキリ納得できる損切りラインはどこなのかを探り、それに基づく理想のポートフォリオのあり方について考えてみました。
「私の理想のポートフォリオ」
- 自分が許容できる損切り額は総資産の10~15%まで(損切りしても年間トータルプラスを維持できる範囲)
- 各運用戦略に割り振る資産の25%が損切り候補、この25%が総資産の15%以内に収まるように設計
- スワップはマイナスとプラス両方考慮し、トータルでプラススワップを目指す
- トラリピ鈴(1):めがねこFR(2.5):その他(0.5)の資金割り振り
※トラリピ鈴戦略の見直し結果次第で、ポートフォリオの資産バランスは変更する可能性あり。
今後の方針
- めがねこFRの資金をトラリピの最大2.5倍まで増やす
- 裁量FXは積極的に活用
- 裁量FXの利益で不良ポジションの整理を徐々に実施